人物紹介
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三科幸彦(みしなゆきひこ) 瑞穂国・志那都比古神(シナツヒコ)・風の神様の御使
28歳。サラリーマン。
昔から住んでいる地域一帯を収めていた領主の家系の本家の血筋。地域の繁栄と治世のために、500年ほど神事として異世界の神をやっていた一族の末裔にあたる。
茶髪の柔らかい髪質に、気の強さが現れている二重の黒目。薄い唇と日焼けがしない肌。身長は170センチ後半。
修行を兼ねて鍛えていたので多少筋肉質だが、着痩せする。
しのか(しのか) 年齢不明(二十代前半)
いはさやなぎとともに退治屋を営んで生計を立てている。
幸彦と相性が良く、西埜女から神力の供給が途絶えた幸彦に夢の中で体を重ねて生気の供給をすることになる。
逆立った黒髪と切れ上がった瞳。目尻に赤い紅を差している。
凛々しく男らしい外見。襟足の髪だけ伸ばし、一本に結んでいる。本は面倒見がいい性格だが、自分が納得しないことはしない。
西埜女(にしのめ)
28歳。志那都比古神の御使に仕える女。
額と目尻と口唇に紅を差した外見で長い黒髪黒目ほっそりとした美人。緋袴に白衣、千早というよくある巫女装束を着ている。
瑞穂国の平安のため、幸彦と定期的に交信している。
三科知春(みしなちはる)。16歳。高校1年生。
幸彦の甥。神事のことも聞かされずに育ったため、ごくごく普通に育つ。
基本の幸彦と顔立ちは一緒。ただ甘やかされて育ったため、表情はあどけない。
藤原経親(ふじわらのつねちか)
皇子。24歳。
黒髪で長い髪を結っている。切れ長の一重の瞳で思慮深いが客観的過ぎて冷酷さが際立つ。
正式な服装として束帯を着ていることが多い。
なぎ(なぎ)年齢不明。30歳ぐらい。
しのかと一緒に傭兵で生計を立てている。
赤茶けた髪とそばかすの浮いた肌。スタイルがいいが筋肉質でちょっかいを出す男は全て投げ飛ばす。
豪胆でそれでいて女性らしい優しさも持っている。いはさの奥さん。
いはさ(なぎ)齢不詳。30歳ぐらい。
なぎの旦那さん。しのかと一緒に傭兵で生計を立てている。
戦いは不得手。黒髪を首の後で一つにまとめた眼鏡。術式を得意として、なぎやしのかの援助をする。
科伊津美(みしないつみ)36歳。秋津国・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)・水の神様の御使
智春の母親で幸彦の実姉。瑞穂国の隣国である秋津国の御使をしている。